📊 分析手法について
コレラボが「傾向」をどう算出しているかの解説です
※ 現在のβ版では、n(サンプル数)が10以上の質問についてのみ分析結果を表示しています。
相関係数(ピアソンの積率相関係数)
コレラボでは、BIG5の各スコアと質問への回答、あるいは質問同士の回答傾向がどれくらい連動しているかを 「ピアソンの積率相関係数(r値)」という統計指標で表しています。r値は -1 から +1 の範囲の値で、 以下のように解釈されます。
- r が +1 に近いほど → 一方が高いほど、もう一方も高くなる傾向が強い(正の相関)
- r が -1 に近いほど → 一方が高いほど、もう一方は低くなる傾向が強い(負の相関)
- r が 0 に近い → 両者の間に統計的な関連はほとんどない
p値(有意確率)
p値は、算出された相関が「たまたま偶然に生じた可能性」を示す指標です。p値が小さいほど、 その相関が偶然ではなく統計的に意味のあるもの(有意)である可能性が高いことを意味します。 コレラボでは一般的な基準に従い、p < 0.05(偶然にそのような結果が生じる確率が 5%未満)の場合にのみ、相関を「統計的に有意」とみなして表示しています。
効果量
相関が統計的に有意であっても、その差の「大きさ」が実際にはごくわずかであることもあります。 そこでコレラボでは、Cohen's d などの効果量指標を用いて、傾向の強さそのものも合わせて評価しています。 p値が「偶然かどうか」を示すのに対し、効果量は「差がどれくらい大きいか」を示す指標です。
サンプル数(n)の重要性
統計分析の信頼性は、回答してくれた人数(サンプル数、n)に大きく左右されます。回答者が少ないうちは 偶然のばらつきの影響を受けやすいため、コレラボでは一定数以上の回答が集まった質問についてのみ 分析結果を表示しています。また、各分析結果には信頼度(低・中・高)を併記しており、 サンプル数が多く、p値が十分に小さいものほど「高」と判定されます。
信頼度「高」:n ≥ 200 かつ p < 0.01
信頼度「中」:n ≥ 50 かつ p < 0.05
信頼度「低」:上記のいずれにも該当しない、または回答数が少ない
統計的な傾向と因果関係の違い
コレラボで表示される相関は、あくまで「2つの回答傾向が一緒に動きやすい」という統計的な関連性を 示すものであり、一方がもう一方の「原因」であることを証明するものではありません (相関関係は因果関係を意味しません)。例えば、ある性格特性と特定の行動に相関が見られた場合でも、 その背景には別の要因が影響している可能性があります。分析結果は、自己理解や発見のきっかけとして 楽しんでいただくための参考情報としてご利用ください。
